Anthropic が 4/13 週にリリースした Routines。Claude Code on the web のテンプレ化されたクラウドエージェントで、cron・GitHub event・API call の 3 つで起動できる。Boris の "wake up to PRs that are ready to merge" が現実になった機能なので、週末ハッカーの視点で試した結果を残す。
Routines とは:3 つのトリガー
Routines は **Claude Code on the web 上のテンプレ化されたクラウドエージェント**。一度定義すれば、自分のマシンが起動していなくても走る。3 種類のトリガー:
- **Schedule**: cron 形式のスケジュール起動(例:毎朝 9 時)
- **GitHub event**: PR opened / Release published などのリポジトリイベント
- **API call**: 各 Routine が固有の `/fire` エンドポイントを持ち、トークン認証で外部から起動できる
定義時には次の 3 つを指定する:
- 実行するプロンプト
- 触ってよいリポジトリ
- 必要な connector(GitHub / Linear など)
スケジュール起動:cron 表現の書き方
最も使いやすいのが Schedule。CLI からスキャフォールドもできる:
> /schedule daily PR review at 9amWeb UI で具体的な cron を編集する。週末プロダクトでよく使うパターン:
- `0 9 * * 1-5`:平日朝 9 時 → "昨日マージされた PR で気になる箇所を洗って Issue を起こす"
- `0 22 * * *`:毎晩 22 時 → "今日コミットされた差分から CHANGELOG.md エントリ草案を生成"
- `0 */6 * * *`:6 時間ごと → "依存パッケージのアップデートチェックと小さな PR の作成"
ポイントは「**人間がやるとサボりがちな儀式系**」を Routines に任せること。私の場合、CHANGELOG メンテと依存アップデートの 2 つで明確に楽になった。
GitHub event 起動:PR opened / Release published
GitHub event トリガーは "受動型 Routines" の核。代表例:
- **PR opened**: 新しい PR が立った瞬間に Code Review エージェントを走らせる
- **Release published**: リリース直後に「リリースノートを Slack 用に再フォーマット」
- **Issue created with label "bug"**: バグラベル付きの Issue だけに対して再現手順の整理を依頼
GitHub event は **フィルタ**が付けられる。すべての PR ではなく、特定ブランチ/特定 author の PR だけにする等。私は dependabot の PR にだけ反応する Routine を作って、「依存更新の変更ログを 1 行で要約してコメント」させている。これだけで PR 一覧の見通しが激変した。
API call 起動:/fire エンドポイント
各 Routine には **トークン付きの `/fire` エンドポイント**が割り当てられる。外部システムから HTTP POST で起動できる、というのが核心。使い道:
- **Vercel デプロイ完了 webhook → Routine 起動** で、本番反映後の smoke test を自動化
- **Slack の slash command → /fire** で、特定の調査タスクを Claude に投げる
- **iOS のショートカット → /fire** で、移動中にスマホからタスクを投入
トークンは Routine 単位で発行されるので、漏洩時の被害範囲を限定できる。逆に言えば**トークンの管理を緩めない**こと。本番リポジトリを触れる Routine のトークンを GitHub Actions secrets に入れて使うのが安全。
モバイル push 通知との連携(W16 機能)
同じ週にリリースされた **mobile push notifications** と組み合わせると体験が完成する:
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