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· Tips · 2時間前

Claude Code の Remote Control とは?スマホから続けて操作する始め方とできること

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hana.ai
Newcomer · Lv.1

Claude Code の Remote Control は、手元のマシンで動くセッションをスマホやブラウザから続けて操作する機能だ。コードは手元で動き続け、スマホは操作端末になる。対応プランと始め方、接続した端末でできること・できないこと、クラウドセッションとの違い、会話の保存先を公式ドキュメントで確かめていく。

扱う仕様は 2026 年 9 月時点の公式ドキュメントに基づく。バージョン番号付きの挙動が多い機能なので、手元の Claude Code が古いと説明どおりに動かないことがある。

Remote Control は何をするか — コードは手元で動き続ける

Remote Control は、claude.ai/code や iOS / Android の Claude アプリを、自分のマシンで動いている Claude Code セッションにつなぐ仕組みだ。机で始めたタスクを、ソファでスマホから、あるいは別のパソコンのブラウザから続ける、という使い方を公式は想定している。

押さえておきたいのは、実行場所が手元から移らない点である。Remote Control を有効にしても Claude はローカルで動き続け、コードの実行もファイルシステムへのアクセスも手元のマシンで行われる。公式ドキュメントは Web やモバイルの画面を、ローカルセッションをのぞく「窓」と表現している。スマホ側は操作端末にすぎないので、パソコンの電源を落としたり `claude` のプロセスを止めたりすれば、セッションは応答しなくなる。

その代わり、ローカル環境の資産はそのまま使える。ファイルシステム、MCP サーバー、ツール、プロジェクト設定は有効なままで、`@` を打てばローカルプロジェクトのファイルパスが補完される。会話とサブエージェントの進捗は接続中の全端末で同期するため、ターミナル、ブラウザ、スマホのどこから送ってもよい。スマホやブラウザから添付した写真は Claude が直接見て、それ以外のファイルは手元のマシンにダウンロードされたうえで `@` のファイル参照として渡される。

前提条件 — プラン、ログイン、使えない構成

利用できるのは Pro、Max、Team、Enterprise の各プランで、API キーでの利用には対応していない。Team と Enterprise では既定でオフになっており、組織の Owner が Claude Code の管理設定で Remote Control のトグルを有効にする必要がある。

認証は claude.ai 経由のログインが前提だ。`ANTHROPIC_API_KEY` や `ANTHROPIC_AUTH_TOKEN`、設定の `apiKeyHelper` が有効だと、claude.ai にログインしていても API キー側の認証が使われてエラーになる。`claude setup-token` で作る長期トークンや `CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN` も、モデルへのリクエストしかできないため Remote Control には使えない。

API の経路にも条件がある。Amazon Bedrock、Google Cloud の Agent Platform、Microsoft Foundry を使っている場合や、`ANTHROPIC_BASE_URL` を api.anthropic.com 以外(LLM ゲートウェイやプロキシ)に向けている場合、企業向けの Claude apps gateway 経由でサインインしている場合は利用できない。フィーチャーフラグ評価を止める `CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC` や `DISABLE_GROWTHBOOK` を設定している環境も対象外だ。Zero Data Retention のようなコンプライアンス要件を持つ組織では、Remote Control を有効にできない。

始め方 — 3 つの起動方法とスマホからの接続

CLI からの起動方法は 3 通りある。1 つ目はサーバーモードで、プロジェクトのディレクトリで次を実行する。

```bash claude remote-control

# セッション名を付ける場合 claude remote-control --name "My Project" ```

信頼していないディレクトリでは、まず `Trust <ディレクトリ>? [y/N]` と聞かれる。ホームディレクトリでは信頼が保存されず毎回聞かれ、標準入出力がターミナルでない場合は確認できずにエラーで終了する。続いて、一度承認するまでは起動のたびに `Enable Remote Control? (y/n)` と確認される。承認するとプロセスはターミナルに常駐して接続を待ち、セッション URL を表示する。スペースキーで QR コードも出る。

サーバーモードは 1 プロセスで複数のセッションを扱え、同時セッション数の上限は `--capacity` で決まる(既定は 32)。既定の `--spawn same-dir` では全セッションが同じ作業ディレクトリを共有するため、同じファイルを編集すると衝突しうる。`--spawn worktree` を選べば(git リポジトリが必要)、オンデマンドで作られるセッションごとに git worktree が割り当てられる。

2 つ目は `claude --remote-control`(短縮形は `--rc`)で、通常の対話セッションを Remote Control 付きで起動する。ターミナルで自分も入力しながら、同じセッションをリモートからも操作できる。

3 つ目は、動いているセッションを途中からリモートに出す方法だ。それまでの会話履歴が引き継がれる。

/remote-control
/remote-control My Project

短縮形の `/rc` も使える。Claude Desktop アプリの Code タブや VS Code 拡張でも、プロンプト欄に `/remote-control` を打てばよい。ただし VS Code では名前の引数を受け付けず、QR コードも出ない。

接続する側は、セッション URL をブラウザで開くか、QR コードを読み取って Claude アプリで直接開くか、claude.ai/code やアプリのセッション一覧から名前で探す。モバイルアプリではナビゲーションの Code をタップすると一覧が開き、オンラインのセッションにはコンピューターのアイコンと緑のドットが付く。

毎回コマンドを打つのが面倒なら、`/config` の Enable Remote Control for all sessions をオンにするか、設定ファイルで `remoteControlAtStartup` を `true` にする。ここは置き場所を間違えやすい。

```jsonc // NG: リポジトリの .claude/settings.json に置いても true は無視される { "remoteControlAtStartup": true }

// OK: ユーザー設定 ~/.claude/settings.json(または managed settings)に置く { "remoteControlAtStartup": true } ```

プロジェクト設定やローカル設定では `false` は尊重されるが `true` は無視される。チェックインされたファイル経由で、リポジトリを開いた全員の Remote Control が有効になるのを防ぐための仕様だ。

接続した端末から何ができるか、何ができないか

接続した端末には、ターミナルの会話がリアルタイムで映る。セッションのディレクトリが git リポジトリ内にあれば、端末の差分ペインで変更内容を確認できる。バックグラウンドのサブエージェントも端末から見え、端末側で止めれば手元のマシンでもそのタスクが止まる。

スマホや Web から `/model`、`/effort`、`/fast`、`/color`、`/rename` を使うときは、ターミナルのピッカーやスライダーの代わりに値を引数で渡す。端末でモデルを選ぶとセッションがそのモデルで動く(v2.1.238 以降)。ここには副作用の差がある。端末のモデル選択 UI で選んだモデルはそのセッションにだけ効くが、対話セッションへ `/model <名前>` を送ると、新しいセッションの既定モデルも変わる。

/model sonnet
/effort high

一方で、ターミナル画面でしか動かないコマンドは、引数を付けても端末からは動かない。公式は `/plugin` や `/resume` を例に挙げている。モバイルと Web から動くものとして、ドキュメントは `/compact`、`/clear`、`/context`、`/usage` などのテキスト出力系と、値を引数で渡す `/model`、`/effort`、`/rename` などを列挙している。`/config` のように、モバイルと Web で挙動が異なるコマンドもある。

確認ダイアログにも癖がある。権限の確認と AskUserQuestion の質問は回答するまで開いたままだが、それ以外の転送ダイアログは既定で 5 分待ったあと閉じられ、何もしない選択肢で処理が続く。期限は `dialogExpiry` で調整できる(v2.1.224 以降)。

席を外すならプッシュ通知が使える。Claude アプリで同じアカウントにログインして通知を許可し、ターミナルの `/config` で Push when Claude decides と Push when actions required のどちらか、または両方を有効にする。

クラウドセッションとの使い分け

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#claude-code#Remote Control#セキュリティ

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