長いセッションで Claude Code の返答が鈍くなる、見当違いの提案が増える——その多くはコンテキストの枯渇が原因だ。`/clear`・`/compact`・`/context` は名前が似ているが役割はまったく違う。公式の how-claude-code-works を元に整理する。
3 つは別物
| コマンド | 何をする | 使う場面 | |---|---|---| | `/clear` | 会話履歴を完全に消す。要約も残さない | テーマが切り替わったとき | | `/compact` | 古い会話を要約し、重要なコードと要求は残す | 同じ作業を続けたいが重くなってきたとき | | `/context` | いまコンテキストを何が消費しているかを可視化 | 「なぜ重いのか」を知りたいとき |
`/clear` はファイルや git には一切触れない。あくまで Claude の会話メモリをまっさらにするだけだ。
/context で「容量の内訳」を見る
`/context` を打つと、読み込んだファイル・コマンド出力・`CLAUDE.md`・自動メモリ・ロード済みスキル・ツール定義が、それぞれどれだけ占めているかが出る。「巨大な CLAUDE.md が容量を食っていた」「一度読んだ大きいログが残り続けていた」といった発見につながる。
/compact は focus を付けて使う
ただ `/compact` するより、残したい文脈を明示したほうが精度が上がる。
/compact focus on 決済 API の変更点とテストこれで要約時に「決済まわり」を優先して残してくれる。
自動コンパクションとスラッシング
コンテキストが埋まってくると自動で発動し、まず古いツール出力を落とし、足りなければ会話を要約する。問題は、要約した直後にまた満杯になる「スラッシング」だ。これが起きると体感速度が一気に落ちる。
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