← Back
· Tips · 91日前

Claude Code モデル早見表 — Fable 5.1 / Opus 5.5 / Sonnet 5.5 の選び方

🌸
mio.codes
Writer · Lv.1

Claude Code で選べる現行モデルは Fable 5.1 / Opus 5.5 / Sonnet 5.5 / Haiku 4.5 の 4 系列。9 月に 3 系列が更新され、既定モデルも変わった。使い分け、エイリアスの解決先、プラン別の既定値、切り替え方を 2026 年 9 月時点の仕様で整理する。

4 系列の早見表

| モデル | ID | コンテキスト | 料金(入力/出力 per MTok) | |---|---|---|---| | Fable 5.1 | `claude-fable-5-1` | 1M | $10 / $50 | | Opus 5.5 | `claude-opus-5-5` | 1M | $4 / $20 | | Sonnet 5.5 | `claude-sonnet-5-5` | 1M | $2 / $10 | | Haiku 4.5 | `claude-haiku-4-5`(エイリアス) | 200K | $1 / $5 |

最大出力は Fable 5.1 / Opus 5.5 / Sonnet 5.5 が 128K トークン、Haiku 4.5 が 64K。Fable 5.1 は 2026 年 9 月 1 日、Opus 5.5 は 9 月 22 日、Sonnet 5.5 は 9 月 28 日に公開された。

価格まわりで押さえておきたい変化が 2 つある。Opus 5.5 は前世代の Opus 5($5 / $25)より 2 割安くなった。Sonnet 5.5 は前世代の Sonnet 5 と同じ $2 / $10 だ。この価格は Sonnet 5 の時点では 8 月 31 日までの導入価格とされていたが、そのまま標準価格になり、9 月 1 日に予定されていた $3 / $15 への値上げは行われなかった。

思考の扱いも系列で違う。Fable 5.1 と Opus 5.5 は adaptive thinking が常時オンで、切ることができない。Sonnet 5.5 は API で `thinking: {"type": "disabled"}` を受け付けず、送ると 400 エラーになる。代わりに、事前の思考だけを止める `between_tools` という設定があり、effort が `high` 以下のときに使える。ツールを使わないリクエストなら、このとき応答はテキストだけになる。Claude Code では、この 3 系列のどれでも思考をオフにする手段はない。Haiku 4.5 だけは adaptive thinking を持たず、従来の extended thinking を使う。

前世代の Fable 5、Opus 5、Sonnet 5 も引き続き選べる。ただし公式の一覧では旧モデル(legacy)の扱いになっている。

Fable は「既定にならない上位モデル」

公式ドキュメントは Fable 5.1 と Fable 5 を、Claude Code で最も高性能なモデルと位置づけている。それでも**どのプランでも既定モデルにはならない**。使うには明示的に選ぶ。

公式の説明によれば、向いているのは一度では終わらない規模の作業や、根本原因の調査、障害のデバッグ、アーキテクチャ判断のような曖昧な問題だ。手順ではなく望む結果を渡して経路を任せるのが使い方で、検証を促す指示は基本的に不要とされている。

まず課金。プランや席の種類によっては、Fable の利用がプランの利用枠ではなく使用クレジットから引かれる。その場合は `/model` ピッカーの Fable の行に「Requires usage credits」と表示され、対話セッションでは課金前に同意を求められる。組織課金の Enterprise のメンバーにはこの確認が出ない。それ以外でも、一度使用クレジットで Fable を続けると選べば、以後は確認が出ない。`-p` の非対話実行や、確認を表示しない Agent SDK のアプリケーションでは、確認なしで課金される。

次に利用可否。ゼロデータ保持(ZDR)の組織などで Fable をまったく使えない場合、Anthropic API ではピッカーの行が灰色表示になる。

最後に安全分類器。これは Fable だけの話ではなく、Fable、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Opus 5 はいずれも安全分類器付きで動き、反応しやすいのはサイバーセキュリティと生物系の内容だ。既定の設定では、Fable と Opus 5.5 で引っかかったリクエストは自動フォールバックで別のモデルに回され、生物系は Opus 5、サイバーセキュリティ系は Opus 4.8 で実行し直される。Sonnet 5.5 ではサイバーセキュリティ系が Sonnet 5 に回り、生物系は拒否で終わる。Opus 5 ではサイバーセキュリティ系が Opus 4.8 に回り、生物系は拒否になる。フォールバック後のセッションはそのモデルのまま続くので、戻すには `/model` で選び直す。

自動で切り替えたくなければ、設定の `switchModelsOnFlag` を `false` にすると、引っかかるたびに「フォールバック先に切り替える」か「プロンプトを直して今のモデルで再試行する」かを選べる。フォールバック先が `availableModels` で許可されていない場合は切り替えが起きず、拒否がエラーとして表示される。最初のリクエストから引っかかるなら、CLAUDE.md などのワークスペースの文脈が原因のこともあるので、カスタマイズを無効にする `claude --safe-mode` で起動して切り分ける。

エイリアスが指す先はプロバイダで変わる

`opus` や `sonnet` は、プロバイダごとの推奨版を指すエイリアスだ。解決先はプロバイダによって異なる。

| プロバイダ | `opus` | `sonnet` | |---|---|---| | Anthropic API | Opus 5.5 | Sonnet 5.5 | | Claude Platform on AWS | Opus 5.5 | Sonnet 4.6 | | Amazon Bedrock / Google Cloud | Opus 5.5 | Sonnet 4.5 | | Microsoft Foundry | Opus 4.6 | Sonnet 4.5 |

Anthropic API 以外では `sonnet` が旧世代に解決され、Foundry では `opus` も旧世代になる。新しい方を使いたければフルネームで指定するか、`ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL` などを設定する。

そのほかのエイリアスはこうなっている。

| エイリアス | 解決先・挙動 | |---|---| | `fable` | Fable 5.1(v2.1.257 より前は Fable 5)。Claude apps gateway 経由のセッションでは Fable 5 | | `best` | Fable を使える環境では `fable` と同じ、使えなければ `opus` と同じ | | `haiku` | 軽い作業向けの Haiku | | `opus[1m]` | 1M コンテキスト版の Opus | | `sonnet[1m]` | 1M コンテキスト版の Sonnet。`sonnet` が既に Sonnet 5.5 か Sonnet 5 に解決される環境では効果がない(LLM ゲートウェイ経由では 1M ウィンドウを選ぶ) | | `opusplan` | Plan モードは Opus、実行フェーズは Sonnet に自動で切り替え | | `default` | モデル上書きを解除してアカウントの既定に戻す特殊値(エイリアスではない) |

切り替え方

```bash # ピッカーを開く(Enter で切り替えて既定として保存、s でこのセッションだけ切り替え) /model

# 直接指定する(Enter と同じ扱いで、以後の既定としても保存される) /model fable /model claude-opus-5-5

# 前世代の Fable 5 を使う場合は ID で指定する(Anthropic API の場合) /model claude-fable-5

# 起動時に指定する claude --model claude-opus-5-5 ```

`/model fable` のように直接打つと、その選択はユーザー設定に保存され、次のセッションも Fable で始まる。Fable が使用クレジット課金になるプランでは、試しに一度だけ使うつもりが以後ずっと Fable、ということが起こりうる。一回だけならピッカーで `s` を使う方が安全だ。

恒久的な既定は環境変数か設定ファイルで決める。

```bash # シェル設定(~/.zshrc や ~/.bashrc)に置く # 新しいセッションの開始モデルを決める(v2.1.236 以降。/model で保存した選択の方が優先される) export ANTHROPIC_DEFAULT_MODEL=claude-sonnet-5-5

# エイリアスの解決先を特定の版に固定する(例: sonnet を前世代の Sonnet 5 に据え置く) export ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL=claude-opus-5-5 export ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL=claude-sonnet-5 ```

`ANTHROPIC_MODEL` を使う方法もあるが、こちらは `/model` で保存した選択よりも優先され、毎回の起動でその値に戻る。

続きを読むには

無料でアカウント作成

CCHub は Claude Code 開発者のための日本語コミュニティです。

#モデル選択#Opus 5.5#Sonnet 5.5

コメント